生活

おひとり50代はモノを減らして気持ちも軽く

人生50年以上も生きていればそれなりにモノも増えてきます。
思い出の品、記念の品、いつか使おうと思っているモノ、何かの時に使おうと思っているモノ、もったいないから取っておいたモノ。

気付いたら良く分からないモノがたくさんに。。。

それ本当に必要ですか?

部屋でくつろげなかったり、疲れがとれなかったりするのは、モノがたくさんあるからかもしれません。

おひとり50代はモノを減らして部屋も気持ちも軽くがいちばん。

モノを減らした方が良い理由 3点

1.掃除が楽で効率的&経済的

単純明快!
何も無い部屋に掃除機をかけるのってラクチンじゃないですか。
邪魔するものが何もないのですぐに終わります。

しかし、モノがあちこちに散らばっていたら、どかさなくてはなりません。
これが非常に面倒くさく感じる
そのまま、モノをよけて掃除機をかけようとしても、ぶつかってしまったり時間もかかる。

それにモノを片付けるには、片づける場所がなくてはならない。
(床に直置きはホコリも溜まるし、モノが増える最悪なパターン。)

片づけ場所を作るために収納家具を買うくらいなら、断捨離してモノを減らす方が楽なのではないでしょうか。

モノが少ない方が時間も効率的に使えるし、余計な出費もしなくて済むので経済的

2.気分よく部屋で過ごせる

モノが溢れてくると居住空間が少なくなります。

収納家具が沢山あったり、床にモノが直に置いてあったり、邪魔なモノをよけて歩いたり。
そこまでいかなくても、歩ける床面積がかなり少なかったり圧迫感を感じたり。

そして、何がどこにあるのか把握できなくなる。

いざ使おうと思った時に、どこにあるのか分からなくて探し回ってしまいます。
結局、見つからなくて購入して更にモノを増やすことも多くなりがちです。

小さなことですが、意外とストレスになります。

モノを見つける時間、同じモノを買う出費、これらを考えても本当に必要なものだけを大切にしまっておく方が気持ちに余裕もできます。

3.ひとりの覚悟ができる

2019年に厚生労働省が発表した、2018年の日本人の平均寿命は、

  • 男性81.25歳
  • 女性87.32歳

寿命を考えたらまだまだ先の事のように感じます。

しかし、どういう形で終わりを迎えるのかは分かりません。
病気、ケガ、事故、自然災害、いつどんな形で訪れるのか分かりません。

突然亡くなって、第三者が部屋に入ってきたら?

死んでからの事を気にしても仕方がない。
と言えばそうなのかもしれません。
しかしあまりにも酷い惨状というのもオトナの女性としてはどうかなと思います。

「立つ鳥跡を濁さず」ともいいますし、最後くらいあまり手間をとらさず逝きたいものです。

ひとりだからこそ、早くからの終活は必要。
常日頃から身の周りの事を考え整える。
それは不安ではなく覚悟なのです。

目に入る情報を減らすと集中力が増す

あれこれ目に入ると集中できなくて気分散漫になります。
何かを始めてしまえばそれなりに集中できますがそこまでの過程が長くなりがち。

私の部屋にある本棚は本を飾るスペースがあります。
以前はそこにまだ読んでいない本や、お気に入りの本など、気分に合わせて飾っていました。


(この写真はイメージです)

しかし作業をする時にどうしても目に入ってしまう位置にあります。
すると、つい気になってしまう。
「まだ読んでないから早く読まなきゃ」と本に意識が向いたり、「新刊はまだかな」とネットで調べ始めたり。気付いたら長い時間ネットサーフィンしています。

私の部屋はワンルームなので家具の位置を変えてもそう変わり映えしません。
そこで思い切って殺風景になるけど、本は全部目に入らないようにしまってしまいました

そしたら、、、すっきりサッパリ。

余計な情報がカットされたので、作業に入る時間が短縮されるようになりました。

本当に目に入る情報って大きいと実感した出来事でした。

モノが多い人は不安な人?!

モノを多く持つ人は不安を強く感じている人が多いです。
不安だから所有する。

私の母はとても心配性です。そしてやっぱりモノは多いです。
実家は見た目は片付いていますし、掃除もしてあります。
しかし、押し入れの中や物置を見ると、使っていないものがホコリをかぶってギッシリ。

捨てるよう促しても、

  • もったいない
  • そのうち使うから
  • 捨てるのにお金がかかるから
  • 片づけるのが大変だから

という理由でそのままです。

モノは使うものが、使えるだけあれば十分
極論ですが使わないモノはゴミと同じ。
「もったいない」と取っておくほうがスペースも探す時間ももったいない。

まとめ:気持ち良く暮らす場所は意識して作る

モノは使われてこそ生きるもの。
使ってくれる人に譲って、使ってもらった方が断然良い。
使えないのであれば適切に処分した方が良い。

モノを1つ減らしたら、不安も1つ減らせる。

もちろん、記念品や思い出のモノを全て処分する必要はありません。
しかし全てを【モノ】として保管しなくても【記憶】として頭や心に刻み込まれているのではないでしょうか。

また、幸せは留まる場所がないと通り抜けてしまうともいいます。
風通しの良い、余裕のあるお部屋で過ごせるよう、一度見直してみてはいかがでしょうか。